企画展「物語る戦国合戦-美濃の刀剣-」を開催します
岐阜関ケ原古戦場記念館では、開館以来初の本格的な企画展「物語る戦国合戦-美濃の刀剣-」を開催します。
合戦とはいかなるものであったのか、また、戦国時代の合戦に使われた刀剣はその後どのように伝えられてきたのか。関ケ原の戦いから420年を経た現代にまで残る美濃刀や武器に関する古文書等を紹介し、その物語を読み解きます。
企画展「物語る戦国合戦-美濃の刀剣-」
1 期間 令和3年4月27日(火)~5月30日(日)※記念館の休館日は除く
2 時間 9時30分~17時00分(入館は16:30まで)
3 会場 記念館2階展示室2及び3(関ケ原町関ケ原894-55)
※入館には事前予約及び入館料が必要です。
4 主な展示物
・刀 銘:兼元 ※関市重要文化財
※「関の孫六」として有名な室町時代の刀工・兼元の刀。関ケ原の戦いに参戦した武将・細川忠興を
始祖とする細川家に伝来したとされる。
・刀 銘:兼定
※室町時代に人気を博した関の刀工・兼定の刀。特に二代目の作は兼元と並び称され、細川忠興、
藤堂高虎、武田信玄など名だたる武将が所持した。本作は初代もしくは二代目の作とされる。
・短刀 銘:藤原国広
※戦国時代の刀工の第一人者とされる国広の短刀。各地で刀作りをした国広は美濃の刀工とも
交流した記録が残る。本作は鎌倉~南北朝時代の有名刀工・来国光の写しで、国広が過去の
名品を研究していたことがわかる貴重な一品。
・「雑兵物語」1846年(西尾市岩瀬文庫蔵)
※戦国時代の足軽向け合戦指南書。武器武具の扱い方や武将たちの補佐の仕方など、戦闘に
慣れていない足軽がどう戦いに関わったかを知ることができる。
ほか計 20点
5 期間中のイベント
ア ギャラリートーク 展示のみどころを学芸員が紹介します。
日 時 令和3年5月13日(木)14:00~14:30
場 所 2階 展示室2・3
定 員 20名
イ 講演会 「関の刀工について」 講師 江西 奈央美氏(関鍛冶伝承館職員)
日 時 令和3年5月15日(土)13:30~15:00
場 所 3階セミナールーム
定 員 30名 参 加 費 無料(別途、入館料が必要です。)
申込方法 4月30日(金)までに下記からお申込みください。
ウ 図録 企画展の見どころを凝縮した図録(税込み400円)を記念館別館
にて販売
6 関連展示
関鍛冶伝承館 「慶長期と美濃刀~他国移住に見る関鍛冶の動向~」
期 間 令和3年4月28日(水)~6月20日(日)
開催時間 9時~16時30分(休館日:火曜日、祝日の翌日)
会 場 関鍛冶伝承館 2階第1展示室
(関市南春日町9-1 TEL:0575-23-3825)
入 館 料 一般300円、高校生250円、小中学生100円
日程
- 2021年4月27日~2021年5月30日