10月1日(金)~動く合戦図屏風「関ヶ原山水図屏風」を展示します - 岐阜関ケ原古戦場記念館 10月1日(金)~動く合戦図屏風「関ヶ原山水図屏風」を展示します - 岐阜関ケ原古戦場記念館

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10月1日(金)~動く合戦図屏風「関ヶ原山水図屏風」を展示します

岐阜関ケ原古戦場記念館(以下「記念館」)では、映像作家の重田佑介氏が制作した「関ヶ原山水図屏風」を10月1日(金)から展示します。
この作品は、合戦風景の静止画をデジタル技術でアニメ化し、武士や自然景色がリアルに動くように再構築された映像作品です。

1 一般公開について
(1) 公開日:令和3年10月1日(金)
 ※記念館休館日は除き、常設展示します
(2) 時 間:9時30分~17時00分(入館は16:30まで)
(3)場 所:記念館2階家紋・旗印デザイン壁前(関ケ原町関ケ原894-55)
 ※入館には事前予約及び入館料が必要です。

2 展示作品について
(1) 作品名:関ヶ原山水図屏風
重要文化財「関ヶ原合戦図屏風」(大阪歴史博物館所蔵)を元に制作された映像作品です。デジタル技術を活用して、屏風に描かれた当時の合戦風景に現在も関ケ原古戦場跡に残る自然風景を重ねるとともに、武士や自然景観がリアル動くなど「動く合戦図屏風」として現代風に再構築しています。

(2)作 者:重田佑介氏
神奈川県在住。デジタル技術を活用したきめ細かい動きから物語を生み出す映像・アニメーション作家

(3) これまでの経緯
令和2年9月~ 文化庁プロジェクト(CULTURE GATE to JAPAN※)に基づき作品の制作を開始
   11月  岐阜関ケ原古戦場記念館及び関ケ原古戦場を現地取材
令和3年2月~ 中部国際空港に完成作品を展示(~9月末)
   10月~ 岐阜関ケ原古戦場記念館に移設、常設展示

※CULTURE GATE to JAPAN
文化庁による日本各地の多様な文化資源を題材にして、アーティストやクリエイターが新たな視点で表現した作品を制作し、空港で展示するプロジェクト

映像作家 重田佑介氏のコメント
この度は「関ヶ原山水図屏風」を展示頂きまして、誠にありがとうございます。
岐阜関ケ原古戦場記念館へは、古戦場跡と共に制作前に一度訪れておりますが、迫力のある映像体験、詳細な物理資料、建物から眺望として見せる地形とさまざまな方法を用いて、関ケ原を広く深く知ることのできるミュージアムだと感じました。その後の制作においても、古戦場跡の散策と記念館への訪問は作品に大きな影響を与えております。
文化庁における文化事業CULTURE GATE to JAPANを無事に完了し、再び記念館へ戻り納まるということに、私自身も感慨深く感じております。今後記念館へご来館いただくみなさまや、地元のみなさま、記念館のみなさまとこの関ケ原の地で多くの方に愛される作品となれば幸いです。 これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。