岐阜関ケ原古戦場記念館（以下「記念館」という）では、「三英傑」の一人である徳川家康について、これまで合戦における動向や軍事面を紹介してきましたが、今回、家康が行った出版事業など新たな一面に着目した企画展を開催します。
　今回の企画展は、家康が作らせた日本初の国産銅活字「駿河版銅活字」（国指定重要文化財）や、家康に作刀技術を見出され、駿府に移住し鍛冶頭となった関鍛冶「兼法」の脇差、当館新収蔵資料の「東照大権現像」の展示など、見どころ満載です。
　また、期間中は関連企画としてギャラリートークや古文書講座、徳川家康公ゆかりの地ラリーを開催します。

１　秋季企画展「家康―関ケ原がつくった“英傑”―」
　〇展示期間　１０月５日（木）～１１月２６日（日）
　〇会場　記念館　２階　企画展示室
　〇主な展示物
　　・駿河版銅活字（TOPPANホールディングス株式会社　印刷博物館所蔵）
　　・脇差　銘　兼法（関鍛冶伝承館所蔵）
　　・色々威二枚銅具足（大阪城天守閣所蔵）
　　・六戦図志「関原地理図」（桑名市博物館所蔵）
　　　※展示期間中に一部展示替えを行う場合があります。
　〇入館料
　　一般８００（７００）円、大学生・高校生６００（５４０）円、中学生以下無料
　　　※企画展開催に伴う特別料金となります。
　　　※（　）内は２０名以上の団体料金です。
　

２　関連企画　
　（１）学芸員によるギャラリートーク
　　日　　時　①１０月１４日（土）、②１５日（日）　１７：３０～
　　　　　　　③１０月２７日（金）　１０：００～
　　　　　　　④１１月２４日（金）　１４：００～
　　会　　場　記念館　２階　展示室（常設・企画）
　　参 加 費　 無料（別途、入館料が必要です）
　　内　　容　当館学芸員による展示品の解説ツアーを開催します。
　　参加方法　当日開始時間までに常設展示室前に集合。（事前申込不要）　

　（２）学芸員による古文書講座
　　日　　時　①１０月２５日（水）、②１１月８日（水）、③２２日（水）
　　　　　　　１４：００～１５：３０
　　会　　場　記念館　３階　セミナールーム
　　定　　員　各回２５名
　　参 加 費 　無料（別途、入館料が必要です）
　　内　　容　当館学芸員が、家康文書を中心に古文書の読み方・見どころを解説します。
　　申込方法　１０月上旬（予定）に、記念館公式ＨＰにてご案内します。

　（３）徳川家康公　ゆかりの地ラリー　～関ケ原をめぐる～
　　期　　間　１０月５日（木）～１１月２６日（日）
　　場　　所　次の５か所でラリーカード（マップ）を配布
　　　　　　　記念館（広域観光情報コーナー）、笹尾山交流館、関ケ原駅前観光交流館
　　　　　　　関ケ原町地域振興課、関ケ原町歴史民俗学習館
　　内　　容　徳川家康にまつわる陣跡やゆかりの地をめぐり、キーワードを集めるラリー。
　　　　　　　※キーワードがそろったら素敵なプレゼントがもらえます。プレゼントの受取場所は、
　　　　　　　　記念館（広域観光情報コーナー）、笹尾山交流館、関ケ原駅前観光交流館のいずれ
　　　　　　　　かです。
　　主　　催　（一社）関ケ原観光協会
　　協　　力　岐阜関ケ原古戦場記念館・関ケ原町