2022年9月30日
10月8日(土)~11月6日(日)福井県PR展示「サキドリ!新一乗谷博物館」を開催します
当館では福井県と連携したPRイベントを下記のとおり開催します。
期間 令和4年10月8日(土)~11月6日(日)※記念館の休館日は除く
会場 1階広域観光情報コーナー
内容 今回の展示では10月1日に開館する一乗谷朝倉氏遺跡博物館、国指定特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡、国指定特別名勝・一乗谷朝倉氏庭園などの魅力をパネル展示や出土遺物のレプリカ等により紹介します。
(1) 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館パネル展示
10月1日に開館する福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館について、展示内容、見どころなどをパネル展示により紹介します。
(2) 一乗谷パネル・出土遺物(レプリカ)展示
国指定特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡、国指定特別名勝・一乗谷朝倉氏庭園などについて、パネル、出土遺物(レプリカ)などの展示により、その魅力を紹介します。
(3)講演会
題名 朝倉義景と元亀争乱~古文書にみる義景の知略~
講師 石川 美咲氏(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 学芸員)
内容
織田信長は三好氏と朝倉氏を敵として天下の儀の成敗権を足利義昭に認めさせ、4年にわたって朝倉氏を攻撃しました。朝倉氏はこれに正面から対決しました。ちょうどその期間が元亀(げんき)の年号のとき(1570~1573年)であることから「元亀争乱」と呼ばれます。一連の戦いの中で、関ケ原付近でも織田軍と朝倉軍の激闘が繰り広げられました。元亀争乱のさなか、義景が江戸崎土岐氏に送った書状を読み解き、義景の「外交知略」に迫ります。
日時 11月6日(日)13時30分~15時00分
参加費用 無料(別途、記念館への入館料が必要となります)
会場 3階 セミナールーム
定員 40名 ※応募者多数の場合は先着順
申込方法 詳細はこちらのページをご覧ください。(講演会募集ページに移動します)
(4)ワークショップ
題名 戦国職人体験 くみひもをつくろう!
内容 戦国時代に衣服や武具に使われていた「くみひも(組紐)」は、糸を交差させて1本に仕上げた丈夫な紐です。毛糸とビーズを使って簡単で、かわいい、くみひもを作りましょう!
日時 11月6日(日)
(1)10時00分~10時30分 (2)10時45分~11時15分 (3)11時30分~12時00分 (4)13時00分~13時30分 (5)13時45分~14時15分 (6)14時30分~15時00分
会場 1階 広域観光情報コーナー
定員 各5名(先着順)
申込方法 当日、会場にてご申し込みください。小学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
今後のPRスケジュール
下記の自治体と連携してPRを実施していきます。
・山県市 11月12日(土)~12月11日(日)
一乗谷朝倉氏遺跡とは
一乗谷朝倉氏遺跡は戦国時代、朝倉氏が5代約100年間にわたって治めた城下町跡で、福井県福井市に所在します。最盛期には1万人もの人々が暮らしていたとも考えられています。織田軍によって焼き討ちに遭い、400年ものあいだ土に埋もれていた遺跡は、当主の館・武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷、道路や井戸、庭園に至るまで、その町並みがほぼ完全な姿で発掘されました。国の特別史跡・特別名勝の指定を受けた貴重な都市遺跡で、出土品は重要文化財にも指定されています。
2022年10月1日、栄華を誇った戦国城下町の全体像や歴史的価値を楽しみながら学べる「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」が開館します。5代当主の朝倉義景が暮らした朝倉館の一部を原寸大で再現するほか、流通拠点・川湊「一乗の入江」の一角とも考えられる石敷遺構の露出展示、城下の町並みを30分の1スケールで再現した巨大ジオラマなどが見どころです。